最近耳にする機会が格段に増えてきたワード「DIY」。
「簡単なものなら自分にもできるかも!」と思ってはみるものの、何を作ったらいいのかわからない。
という方も多いのではないでしょうか?
そんなDIY初心者さんにおすすめのDIYや工具・アイテムをご紹介します。
DIYとは?
DIYとは「Do It Yourself」の略で、「自分自身でやる」という意味です。
「こういうものがあれば便利だな」「こういうイメージのお部屋にしたい」などのちょっとしたアイデアをもとに、既製品を購入するのではなく、自分の手で家具などを制作・修理・装飾することを指します。
DIYのメリットは、オリジナルのものを作れてコストが抑えられるところ。
また、完成するまで作る楽しさを味わえるのもDIYの醍醐味ですね♪
最近では、女性の間でも人気が急上昇しています。
ホームセンターや100均には、工具やリメイクアイテムなどが豊富に揃っているので気軽に始められるのも魅力の一つ。
【初心者】DIYの流れ
初心者がDIYを始める際は、簡単なものを選び、設計図を作成することがポイントとなります。
必要な資材や工具をそろえたら、いよいよDIYを始めましょう。
まずは、DIYの基本の流れを解説します。
1:DIYできそうなものを選定
まず、「自分がどんなものを作りたいのか」を頭に浮かべて描き出してみましょう。
初めてDIYに挑戦する場合は、まずは簡単に作れそうなものを選ぶのもおすすめ!
簡単なものから始めても、経験を積むうちにだんだんと難しいものが作れるようになります。
2:設計図を作成
次に、設計図を書きます。
家具の設置場所を決め、その場所を正確に採寸し、作品の完成時のサイズを設計図に書き込みます。
収納棚など中に何か入れるものを作ときは、収納したいものがしっかり入るかなど、用途を確認してから設計図を書くといいでしょう。
簡単なものでも頭の中のイメージではなく、設計図を作成するのがDIYのポイント。
家具などの設計図の書き方は、本や雑誌、インターネットを参考にすると良いでしょう。
設計図には形状やデザインだけではなく、完成時の寸法、資材やその材質なども記入。
設置する場所を採寸してから始めると、ぴったりのものを作れますよ。
3:資材・工具を準備
次に、設計図をもとに必要な資材を準備します。
寸法や・必要な数・材質もメモしておきましょう。
材料は失敗した時のために余分に準備することをおすすめします。
次に工具を用意します。
工具にはさまざまな種類がありますが、 最初は必要なものだけ揃えていき、DIYに慣れてきたら徐々に道具を増やしていきましょう。
4:資材をカット
次に、資材を採寸・カットします。
このとき初心者におすすめなのは、ホームセンターのカットサービス。
ホームセンターでは、購入した木材を指定の寸法にカットしてくれるサービスを行っているところがあります。
このサービスを使うと、慣れないのこぎりを使わなくてもよくなります。
また、指定の寸法通りに機械を使ってカットしてくれるため、「木材がまっすぐ切れなかった」「寸法通りに切断できず組み立てられなかった」などのトラブルを防ぐこともできます。
5:組み立てる
最後に、木材や金具などを使って組み立てます。
ビスや釘をまっすぐ打つには、立ち上がって組み立てるのがポイント!
塗装やニスがけをしたい場合は、組み立てる前にしておくと綺麗に仕上がります。
ただし、塗りムラができないように注意してくださいね。
【初心者】おすすめDIY
ここでは、初心者に特におすすめのDIYをご紹介します。
一見難しそうにみえるかもしれませんが、実際にやってみると簡単なものばかりなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
壁紙の貼り替え
壁紙は通常、専用の機械で糊を塗布したものを壁に貼って施工されていますが、 最近ではDIY用に一般の方でも使いやすい壁紙がたくさん出ています。
例えば、 糊付きの壁紙 や 貼って剥がせるタイプの壁紙 があります。
最初は小さい範囲の壁紙を貼り替えて、慣れてきたらさらに広い範囲を貼り替えるというのがいいでしょう。
業者にお願いするよりもコストを安く抑えられるのでおすすめですよ!
賃貸住宅の方は、既存の壁紙の上にマスキングテープを貼ってからその上に新しい壁紙を貼るようにしましょう。
賃貸住宅は退去の際に原状回復が原則なので、既存の壁紙を剥がして別の壁紙を貼ることはできないのでご注意ください。
壁掛け収納
棚板を使えば、簡単に壁掛け収納ができます。
壁に支えになる金具を取り付け、棚板をのせて固定するだけなので初心者におすすめ。
リビングやキッチンなどの壁を有効活用しておしゃれに仕上げましょう。
収納ラック
支柱と棚板を組み合わせて、収納ラックを作ることができます。
リビングやキッチンの小物整理に、ちょうど良いサイズの収納ラックがあると便利ですよね。
カウンターの下や壁などのデッドスペースに置ける棚を作るのもおすすめです。
また、百均やホームセンターで購入できるすのこを使うのもおすすめ!
例えば、百均の長方形のすのこを組み合わせてスパイスラックや、ディスプレイ用の棚を作成できます。
組み立てはグルーガンや接着剤、木工用ボンドで大丈夫♪
初心者でも気軽に挑戦できますね。
おすすめの工具・アイテム
DIYを始めるにあたって、揃えておきたい工具がこちら。
工具 | 特徴 |
のこぎり | 材料をカットするときに使用。
スピードと正確さを優先させる場合「電動丸ノコ」がおすすめ。 手動の「手ノコ」を使う場合は、替刃式のものが便利。 |
金槌 | 釘を打つときに使用。 ゴムハンマーや木槌など、素材を傷つけずに使えるものもある。 |
電動ドライバー | ネジの締め込み、穴あけに使用。
電動ドライバーなら、初心者や力の弱い女性にも使いやすいでしょう。 |
メジャー | 材料の寸法を測るの使用。
DIY用には先端にストッパーが付いたものを選ぶとよいでしょう。 |
サンドペーパー | 木材の表面や、カットした断面を削って整えるのに使用。
ヤスリ掛けをすることで、塗料の乗り方や見栄えがよくなる。 ヤスリの粗さの度合いが数字で表されており、数字が小さいほど目が粗くなっています。 |
ペンチ | 針金などの固い材料をねじ曲げるときに使用。 |
グルーガン | 樹脂を溶かして接着するときに使用。 |
ドリル | 木材へ穴を開けるときに使用。
手回しする手動タイプもあるが、先端のビットを付け替えできる電動ドリルが便利。 |
これらはホームセンターや百均でも手軽に購入可能なアイテムです。
全てを一気に揃えなくても、これから作成するものに合わせて徐々に揃えていくのもいいでしょう。
★補足★
実際にDIYの作業を始める前に、傷や汚れをつけたくない部分には養生シートを貼り、保護するようにしましょう。
汚れが付かず、後片付けも楽になるのでおすすめですよ。
まとめ
いかかでしたでしょうか?
DIYは、基本の流れで必要な道具をそろえたらすぐに始められます。
しかし、最初から難しいものに挑戦すると挫折してしまうかもしれません。
はじめは簡単なものからスタートし、慣れてきたらオリジナルのグッズ作りに挑戦してみるのもいいでしょう。
ぜひ、この記事を参考にDIYに挑戦してみてはいかがでしょうか。
コメント